車に乗っていれば、いつでもトラブルの可能性があります。
「バッテリーが突然上がった」「タイヤがパンクした」「鍵を閉じ込めてしまった」
そんな予期せぬトラブルに強い味方となるのが JAF(日本自動車連盟) です。
この記事では、JAFのメリットやデメリットを紹介します!
任意保険のロードサービスとの違いや、どんな人におすすめなのかも記載するので、
加入を迷っている方の参考になれば幸いです。
JAFに加入するメリット
JAFは、日本最大規模のロードサービス事業者であり、独立した一般社団法人です。
特徴として、営利目的ではなく“会員の安全を守る公益性”を重視して運営されています。

自分以外の車でも使える
JAFは「車」ではなく「人」にかかるサービス。
なので家族の車・友人の車・レンタカー・カーシェアでも利用OKです。
相乗りしている時のトラブルにも有効なので、家族で車を複数所有している家庭には特に心強いポイントです。
任意保険の場合は「車両」にかかるので、適応範囲は狭くなっています。
会員優待が多く、日常生活でもお得

ロードサービス以外の優待面でもメリットがあるのがJAFの特徴です。
例えば‥
- ガソリンスタンド割引
- レンタカー割引
- 温泉・宿泊施設
- 動物園・水族館・テーマパーク
- 飲食店
など、家族レジャーが多い家庭やドライブ好きにはお得が積み重なりやすいです。
任意保険と併用すると“補完関係”でより強力に
任意保険のロードサービスにも似たメニューがありますが、
- 場所制限(私有地NGのことが多い)
- 作業制限(バッテリー交換や応急処置は対象外のことも)
- 距離制限(レッカー〇kmまで無料)
などがあり、思ったより使えないケースもあります。
JAFは制限が少ないので、
保険のロードサービスで足りない部分をしっかりカバーしてくれるのがメリットです。

JAFに加入するデメリット
年会費(4,000円)が発生する

※加入初年度は入会金2,000円も追加されます。
任意保険のロードサービスが無料なのに対し、JAFは有料。
トラブルがほとんど発生しない人には、
“保険ロードサービスだけで十分”というケースもあります。
“使わなかった年”は損を感じやすい
保険と違い、「事故を起こさなければ等級が上がる」ようなメリットもありません。
純粋に安心料として毎年4,000円かかるため、使用頻度が少ないと割高に感じることもあります。
優待などのサービス利用機会が少ない場合、特にそれを感じやすいと思います。
任意保険でも対応できるトラブルが増えている
最近の保険ロードサービスは性能が向上しており、
- バッテリー上がり
- ガス欠
- パンク
- けん引 など基本作業は十分カバーできるようになっています。
そのため、
「保険だけで足りる人」と「JAFが必要な人」の差がハッキリしてきている点はデメリットと言えます。
JAFが向いているケース

✔️長距離運転・高速道路・深夜運転が多い
→ “場所を問わない対応”のメリットが大きい
✔ 家族で車を複数所有している
→ 人ベースの契約は相性が良い
✔ レンタカーやカーシェアをよく使う
→ JAFがあれば「どの車」でもカバーできる
✔ レジャー施設の優待を使う人
→ 年会費の元を取りやすい
まとめ|JAFは“安心+補完サービス”としての価値が高い
JAFは、
「任意保険ロードサービスを超える対応範囲」を持つ専門組織であり、
技術力・対応力に優れています。
ただし、年間4,000円のコストをどう考えるかが加入判断の重要ポイント。
- 車の使用シーンが多い・リスクが高い人には非常にメリットが大きい
- 運転頻度が少ない人には、やや割高に感じやすい
という性質があります。
JAFは単なるロードサービスではなく、
「保険ロードサービスの弱点を補完する存在」として活用するのが最適です。


コメント