子どもが熱を出したとき、すぐに必要になるのが体温計。
でも「非接触式」と「脇下式」どちらがいいの?と迷いがちですよね。
特に1歳前後は、じっとして測らせてくれない時期。
寝ているときにそっと測りたい…、正確な体温が知りたい…など、シーンによって求める機能が変わります。
この記事では 非接触式体温計 と 脇下式体温計 のメリット、デメリットをご紹介します。
1本で済ませたい方も、2本持ちを検討したい方も、ぜひ参考にしてください!
非接触式体温計とは?

おでこにかざすだけで1秒〜数秒で測れる体温計。
光(赤外線)センサーで皮膚表面の温度を測定するタイプです。
メリット
サッと測れる速さが一番のメリットです。
非接触なので、衛生的にも安心なのも◎
・とにかく速い!1秒で測定できるモデルも多い
・寝ているときに起こさず測れる
・子どもが暴れても、距離を少し空けて測れる
・衛生的(肌に触れない)
・外出先でもサッとチェックできる
デメリット
速さを重視している分、正確性にはやや不安があります。
・表面温度を測るため、深部体温より低めに出る場合がある
・環境(室温・汗・距離)で誤差が出やすい
・風呂上り・汗をかいている時は特に不安定
・精度は脇下式よりもやや劣る傾向
こんな時におすすめ!
✔️とにかく スピード重視
✔️子どもが 寝ていても測りたい
✔️毎日の体調チェック(ルーティン測定)
✔️イヤイヤ期でじっとしてくれない子
脇下式体温計とは?

脇に挟んで測る、昔から使われているスタンダードな体温計。
日本の医療現場でもよく使われ、深部体温との誤差を補正しているモデルも多いです。
メリット
正確性が一番のメリットです。
インフルエンザなど、明らかな体調不良の際にしっかり数値を把握できます。
・精度が高く、医療機関でも一般的に使用される
・測定値に安定感がある
・高熱時・病院に相談する目安として信頼できる
デメリット
時間がかかること、脇下に挟み込むので子供が我慢できない場合もあることが難点
・20秒〜1分ほどの測定時間がかかる
・1歳前後だと じっとしてくれず測るのが難しい
・寝ている子どもの脇に差し込むと起こしてしまうことも
・じっくり測る必要があるので夜間はストレス
こんな時におすすめ!
✔️正確な体温が知りたい
✔️診察時の体温をしっかり測っておきたい
✔️非接触式と併用して “確認用” として使いたい
非接触式と脇下式「2本持ち」が便利!
結局2本持ちが最も便利です。
(それなりに良いものを買って、合計5000円ちょいくらいかかります)
非接触式=普段のチェック用
脇下式=精度を確認したい時用(再測用)
この組み合わせが最もストレスが少なく、我が家で採用しています!
🔸日常の検温
・保育園前の体温チェック
・お風呂上がりや寝る前の様子見
🔸明らかに熱っぽい/病院に電話するほど心配な時
・脇下式で再確認
「38.5℃以上なら相談」など、正確な基準が必要な場面では脇下式が安心。
寝ている時の測定は困難‥(我が家の場合)
※我が家での事例なので参考程度に‥
寝ている時の測定にと非接触式体温計を試したところ、測定音で起きました‥
「ピッ」と結構大きめな音が鳴るので、寝室など静かな環境だと目立ちます
もちろん脇下に挟んでの測定は困難。
我が子は睡眠に敏感ということもあり、どちらの体温計でも難しいという結果になりました。
物音に敏感な子の睡眠中での計測にはご注意ください。
まとめ:目的に合わせて2本使いがおすすめ!
非接触式と脇下式には、それぞれ明確な役割があります。
✔️ 非接触式 → ストレスなしで「サッと測る」用
✔️ 脇下式 → 正確な体温を「しっかり確認」用
1歳〜3歳のイヤイヤ期は特に、迅速に測れる非接触式が大活躍。
ただし、病院へ行く・薬を飲ませる判断をするときは、脇下式での確認が安心です!



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