初めての育児を迎える方へ!
赤ちゃん、子どもは風邪をひいたり何かと体調不良が多いもの。
そんな時は近所の小児科にお世話になることになり、候補になる先は2~3軒くらいあるのではないでしょうか?
どこでお世話になるべきか?考える時に役立つかもしれない観点をいくつかまとめてみました。
・ネット予約可否
・Googleの評判
などの基本的なポイント以外で考えてみましたので、何か少しでも参考になれば幸いです。
お世話になる小児科を考えるポイント
・先生の専門分野
・紹介先の病院
・導線のレイアウト
・所属医師の人数
※あくまで一般人の主観に基づく考えを記載しています。
専門的な医療関連情報ではないことをご了承ください。
先生の専門分野
小児科でクリニックを開業されている先生にも、それぞれご専門にされている分野があります。
「アレルギー」、「感染症」、「代謝内分泌」、「神経」などなど‥
もちろん基本的には最初の窓口としてどんな疾患にも対応してもらえますが、先生の専門を知っておいて損はないと思います。
クリニックのホームページなどから「院長あいさつ」「当院について」などのページを見ると先生のプロフィールを見ることができます。
そこから「所属学会」の項目などで専門を確認することができます。
大きな病院に紹介してもらわなくても、先生の専門領域であればクリニックで治療を続けられることもあります。
そういった観点で、候補先の先生の専門を知るのもよいのではないでしょうか。
紹介先の病院
より専門的な検査、治療が必要と先生が判断した場合、大学病院や総合病院など規模の大きな施設に紹介してもらうことがあります。
そういったケースで、「どの病院に紹介してもらうのか?」もポイントになると考えています。
クリニックの先生は何かあった時に患者さんを紹介できるよう、
・前に勤務していた病院の近く
・先生が所属していた大学の附属病院の近く
に開業をされることが多い印象です。(全員に当てはまるわけではないです)
専門を知りたいとき同様、先生のプロフィールページに卒業した大学、これまでの勤務先なども書いてあることが多いです。
導線のレイアウト
これは実際に行ってみないとわからない部分でもありますが‥親切にホームページに記載があるクリニックも多いです。
小児科のクリニックにはインフルエンザなど感染力の強い病気を持った患者さんがたくさんきます。
予防接種などでクリニックに行って、そこで別の感染症をもらってきてしまうといったこともしばしば起こりえます‥
そのような場合に備え、
「発熱を理由にクリニックにきた患者さんは通常の待合室から隔離している」
「感染症が特に不安な新生児や乳児の患者さんは別室で待たせてもらう」
といった対策を行なっているケースがあります。
特に新生児・乳児期は予防接種で通院することも多いので、こういった気遣いがあると安心できますね。
所属医師の人数
院長先生だけか、他にも所属の先生がいるかどうかも大切です。
それぞれ一長一短ですが、思いつく特徴を下記にまとめています。
院長先生が一人で診療している場合
・いつも同じ先生が診てくれるので経緯や体質など説明不要
・水曜や木曜など、平日に休診日が設定されがち
・一人で診療しているので待ち時間が長くなることも
院長先生以外にも医師が所属している場合
・平日は基本診療していおり、待ち時間も短い(ことが多い印象)
・専門外来があることも
・急な発熱等で診察に行くと、いつもと違う医師が担当になることがある
クリニックには色々形があり、
・院長先生が一人で診療している
・夫婦(二人とも医師)で診療している
・院長先生の人脈(大学病院や過去の勤務先)から、別の医師が非常勤で所属している
など様々です。
「大学の同級生が近くで開業したから、週一回外来を受け持っている」
「〇〇クリニックの院長先生とは付き合いがあって、私の専門分野の外来を設置して診療している」
という病院勤務の医師がいたりもするようです。
医師の世界にもそんな「人脈」が大切にされているのですね。
最後に
育児を始めると避けられない「子どもの病気」
長いお付き合いになるからこそ、自分の考えに合ったクリニックに通いたいですよね。
通いやすさ、クリニックの評判など基本的な情報に加え、ぜひ紹介したポイントも参考にしていただければ嬉しいです。
お世話になる小児科を考えるポイント
・先生の専門分野
・紹介先の病院
・導線のレイアウト
・所属医師の人数
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