【おすすめ本】日本ハム・新庄剛志監督の本をまとめました【引退後〜監督就任まで】

おすすめ本

北海道日本ハムファイターズの新庄剛志監督。
野球に詳しくない方でも「名前は知ってる!」となるのではないでしょうか?

野球の実力はもちろん、ファンを楽しませる様々なパフォーマンスで現役時代から多くの人を魅了している存在です。

引退後も紆余曲折を経て、2022年からプロ野球の監督を務める新庄さんに関連した本を紹介します。
価値観やこれまでの生活など、野球と関わりが薄い方でも参考になるものが多いですよ。

わいたこら。-人生を超ポジティブに生きる僕の方法(新庄剛志 著:2018年 Gakken)

プロ野球引退後の「しくじり」〜バリ島での生活を中心に、自身のこれまでを振り返った本

まだ現役復帰宣言、そして監督になる前の、バリ島で生活していた時の話です。

新庄さんはプロ野球から引退後、自身がお金の管理を委任していた人に騙し取られるという経験をしています。それもその金額は20億!

そんな辛い経験から得たことや、幼少期〜プロ野球選手としての歩み、そして当時生活をしていたバリ島でのことなどが語られています。

新庄さんのポジティブさ、ストイックさが伝わってくる本なので、ぜひ最初に読んでみてほしいです。
「他の人にとっては辛いことも、新庄さんにとっては辛くない」のでは決してなく、「本当にあの時はしんどかった」と本音も漏らしています。
その上で変えられない過去ではなく未来に光を見る、そんな姿勢は私たちも活かせるのではないでしょうか?
「明るいだけの人なんじゃないの?」、「チャラチャラしてるよね?」
そんなイメージがきっと変わると思います。

僕の胸の中にはAさんに対する感謝の気持ちが残っている。
僕はAさんの言葉で頑張れた。
お金を使い込まれたからといって、その事実まで消えてしまうわけじゃない。

わいたこら。-人生を超ポジティブに生きる僕の方法 p45(新庄剛志 著:Gakken)

“努力したアピール”なんて格好悪いと思ってたから、当時は黙っていたけれど、今なら素直に言える。才能も大事だけど、努力も大事。

わいたこら。-人生を超ポジティブに生きる僕の方法 p77(新庄剛志 著:Gakken)

苦しそうにやっているヤツには運が来ない。
楽しんでいるヤツには運が来る。

わいたこら。-人生を超ポジティブに生きる僕の方法 p177(新庄剛志 著:Gakken)

もう一度、プロ野球選手になる(新庄剛志 著:2020年 ポプラ社)

48歳で再びプロ野球選手を目指す!新庄流の野球理論が満載

2019年、インスタライブで突然の「プロ野球復帰宣言」を行った新庄さん。
その背景や、現役時代の野球理論などが語られている本です。

前作との違いは北海道日本ハムファイターズ時代の話が多く盛り込まれている点だと思います。
現役最後の所属球団であり、自身初の日本一を達成したということもあり、舞台裏を含め面白い情報がたくさんありました。
ダルビッシュ選手とのエピソードも出てきます。

どんな名選手でも、40歳を超えてバリバリ活躍することは難しい世界。
そんな状況で48歳+引退後13年のブランクがありながら挑戦をする姿に勇気をもらった人も多いのではないでしょうか。

前作同様、「楽しむこと」、「ポジティブに生きること」へのメッセージも多数です。

いまの時代、夢にトライできないままあきらめる人も多いと思う。
それならぼくが先頭に立って走りだそう。
挑戦する姿を見せることで、みんなの勇気になりたいんだ。

もう一度、プロ野球選手になる p22(新庄剛志 著:ポプラ社)

みんなが不安になることは、じつはまわりの人にとってはどうでもいいこと。(〜中略〜)
そんなことに気をとられるなら、楽しいことを考えた方がいいよ。
だってその方が楽しいんだから。

もう一度、プロ野球選手になる p56(新庄剛志 著:ポプラ社)

自分にはどうにもできないことをグチっていると、マイナス思考が染み付いてしまう。
怒らない、悩まない、グチらない。

もう一度、プロ野球選手になる p222(新庄剛志 著:ポプラ社)

スリルライフ 天才ではないが、天然でもない(新庄剛志 著:2022年 マガジンハウス)

プロ野球選手復帰への挑戦を終え、最終的にファイターズの監督に就任が決定してからのことを語った本です。

結果的にどこかの球団で選手としてプレーすることは叶いませんでしたが、古巣であるファイターズから監督としてオファーを受け、新庄監督が誕生しました。

監督として、ファイターズをどんなチームにしたいか、そのために何を考えているか。
2022年のシーズン開始前時点での目標などが綴られています。

答え合わせができる今だからこそ、「新庄は公約を遂行したのか?」という目線で読んでみるのも面白いと思います!

自分の”当たり前”をどのレベルまで上げられるか。
そこが一流になるかどうかのひとつの分岐点だと思う。

スリルライフ 天才ではないが、天然でもない p66(新庄剛志 著:マガジンハウス)

運なんてよくわからないものを信じていても仕方ないじゃないですか。
自分が欲しいもの、望むことがあるなら、自分からどうすればそれが手に入るかを必死で考え、動いて取りにいかないと何も始まらないと思います。

スリルライフ 天才ではないが、天然でもない p84(新庄剛志 著:マガジンハウス)

いちばんの敵は、自分の弱気なんです。だからそこに勝たなければならない。

スリルライフ 天才ではないが、天然でもない p99(新庄剛志 著:マガジンハウス)

最後に 新庄監督の3年目に期待が膨らむ!

現役引退後〜監督就任までの期間で、新庄さんに関する書籍を紹介してきました。

良い意味で新庄さんに持つイメージがきっと変わると思いますので、興味がある方はぜひ手にとってみてください!

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